メイクをする者として。
世の中の誰かが考えた“美しさ”なんて気にしないで、自由にメイクをやっていいんだよ、どんな顔を好きになってもいいんだよ、って僕は自分の仕事に思い続けてきました。
お化粧はその女性の生き方と重なるから、インスピレーションに必要なのはその女性だけなのです。
飾りあげられた花も、野や道端で咲く花も全然違う魅力があるように、
全ての女性はそれぞれの綺麗さをもっていて……。
生まれ持ったもの~それがきれいだということ。
生きているうちに備わるもの~それが魅力なんだということ。
そんな自分を感じるために必要なものがunmixLove(自分への混じり気のない愛情)。
お化粧は自分を触る行為。
だからそこに思いが現れます。
unmixLoveを感じられるものを作ることができたら……。
そんな新たなプロジェクトを2月17日に皆さんにお伝えすることができそうで、今、ウキウキしているのです。
吉川康雄